段ボール業界の変化

本日は大手一貫メーカーの社内技術セミナーで判った事!
当社は10年前迄は段ボール抜型スペシャリストとして技術的の最先端を走っていたが・・・製紙業界再編からの大手段ボールメーカーの統合で抜型が半減して低価格化に嫌気を差しそこから離れた!!大手段ボール工場からの撤退した現在に段ボール業界が大きく変わっていて立ち合いで段ボール工場に入らなくなって今回の変化を知らなかった!レンゴーがAフルート5mmから1mm薄いCフルート4mmに主流に切替えていて更にデルタフルートという今迄5号段と云われていた厚み2mmの段ボールを市場形成をしていた!Cフルートは現在世界市場でA/Fからの切り替えが進み日本の大手段ボールメーカーさんもC/Fに積極的に切替が進んでいるようです。
ココからが更にビックリなのがレンゴーさんはライナー坪量を薄くして軽量ライナーや軽量強化中芯段ボール原紙LCCライナーへの切り替えを行っていた!!今迄は最薄120g/㎡だったものを100g/㎡や90g/㎡のライナー中芯原紙迄を出していた!しかもLCC90gでも120g同等強度でLCC120gが160g中芯原紙と同等の強度が有ると云う事でビックリだったが・・・原紙材料を薄くする事でコスト削減は言うまでも無いが1mm薄く段ボール(A/F→C/F・B/F→デルタフルート)に仕上げる事で運送コストだけでなく顧客の在庫スペースを削減する提案で有る!
今迄も安く段ボールを作る為120g中芯原紙を裏ライナーに使ったりしてたのでそういう場合も有るのでしょう・・・
ただLCCライナーを使う事で段ボール打現場では今迄経験の無いトラブルで困っている事が理解出来た!
この分野では当社は強い!!本日の参加企業様にも喜んで頂き!且つ私の段ボール市場の見方も変わって感謝ですm(__)m
https://www.rengo.co.jp/sustainability/environment/production/index.html#05