抜型業界は縮小は避けられないと思う。
最近入ってくる情報を元に今後のパッケージ業界を考えると・・・共進ペイパー&パッケージ様も早くからオンデマンド印刷に取組んで事業を拡大させて今ではオンデマンドの印刷紙器や段ボールでも事業を拡大させている。成功をさせているので後続会社が増えている。当社お客様の京都の印刷のWEB販売大手のグラッフィック社様でも10年前位?の早い段階で抜型製造から印刷紙器のWEB販売を手掛けている。
印刷紙器の製造方法もオンデマンドでの製造に切り替えて行かれると考える。今回のNSK様でも印刷紙器のオンデマンドカット機が複数種類おかれていて罫線も問題なく自動給排紙のカット機が展示されていた。感覚として100枚前後の印刷紙器がインクジェットで印刷した板紙や薄紙を印刷見当も合わせながらカット出来ると感じた。勿論500枚位でも減った時の給紙さえ考えれば無人で 夜中でもカットしてくれる。レーザーでカットする大型設備でも無く小型で正しく小ロット生産機で有る。
段ボールでもNSK社製自動給排紙付きのサンプルカッターのゼロや他社もだしているがレーザーカットの大型機も出ている様だ。そして発表は来年に成るで有ろうが段ボール小ロット生産機のNSK社インテリジェントボックスIBが進化してくる。IBは1工程で縦横の罫線と刃が同時に加工出来て段ボール箱製造メーカーはロール断裁と連切りスロッターから解放する設備で有る。此のIBに持ち手穴や四角穴やアール形状をカット出来るカッティングツールが2箇所付くタイプが発表される。以上2点の事で抜型市場は数年で簡単に2割位の減少が見込まれる。
市場減少をして行く中で(株)メイク・ア・ボックスや抜型メーカーはどう?生き残っていくのか?考えなければ成らない。