5/23レベルリテンションシステム説明会を開催します。

今月中にLRS撮影が先方GW前多忙で5月7日に成りました。それに伴ってレベルリテンションシステム説明会を5月23日に変更としました。参加ご希望の方はメール下さい。ZOOMアドレス返信します。

今迄に手掛けてきたプレバランスシステム(PBS)での経験を踏まえて考案したレベルリテンションシステム(LRS)は更にバランス補正が完璧に行えると考えています。
先ず昔から有る大ムラ取りはムラ取りシートの他に大ムラ取りシートをマス目抜型を使い弱いエリアに薄紙を貼り足していく事を繰り返して作製すると云う技術でした。これに対してPBSイントール経験で判った事は貼り足す事の難しさでした。米国などではティシュペーパーを貼り重ねて・・・と云うお話もお聞きしました。マス目抜型で切れなかった所は目測で貼り込む事で正確な位置に薄紙を貼り込むのは至難の業で間違えて強い抜圧エリアが出来てしまうとガラっと一気にバランスが狂ってしまう事の繰り返しに成る為にティシュの様な薄い紙で対応する事に成ってしまったのでしょう。この事はPBSでももう少し強くしたいエリアが出てしまって私は20μフイルムを足す事を経験して失敗している事から足す技術はダメと云う事と同時に強いエリアが有ると全体の抜圧バランスに影響している事を理解しています。たった20μのフイルム1枚でガラリと変わる事でPBSには足す作業はクワエ側刃のみで基本ダメな事と理解しています。クワエ側第1刃も切れ過ぎるとバラケの原因に成るのでムラ取りテープ一枚位弱く調整を20μのフイルムで調整をして終わる事が前提として仕上げてました。この事から全体のテストカットでオペレーターさんはOK出して頂いていたのですが最終調整をする事を昨年から行う様に成りました。その作業は最新PBS動画にも入れ込みましたがテストカットでの打抜機の抜圧をわずかな上昇で切れだしたエリアのPBSフイルムをマジックで斜線を引き囲みカッターで一枚だけフイルムを剥がす作業を2回位繰り返す事で完成度が一機にあがる経験をしてきた事です。PBSも強いエリアが有る打抜機では一回のハーフカットでは反映出来ないと現在私は考えています。今回考案したLRSは面板側にPBSフイルムをセットしてハーフカットをして行きますから切れたエリアが少しでも出てきたら剥がし更にハーフカットを繰り返す事で強く当たるエリアを解消しながらのハーフカットに成ります。そこで仕上げるので大ムラ取りシートを制作する位の時間が発生して打抜機を停止しての作業と成ります。
私は作業をする事は良いのですが代理店イントローラーさんにその作業をしてもらうのは難しいと考えています。その為に作業を慣れてもらう事と完成度が違う事の経験を積む事を考えて新台から半年程度の新しい打抜機からスタートさせたいと思っています。新しい打抜機でLRSイントールする事で半年後づつのメンテナンスで使い続ける事も導入先会社様も高いですし古い打抜機で導入してムラ取りシートを使い続ける事は面盤を入替しながら作業に成り煩雑です。なので全部のムラ取りシートを作り直すつもりなら良いですが・・・其れは打抜機クリーニングをした事と一緒ですので「有り」かもしれませんが・・・