MLSインストールとPBSインストールの違い

1,プレバランスインストールはマス目抜型でハーフカットする為に全てのフイルムを最低1枚は剥がす事に成る。マルチレイヤシステムインストールは実際に切れた薄紙エリアのフイルムを剥がすと云う作業なので最終的には剥がす事が無いエリヤが出来る。私の経験では5枚位の剥がし作業すなわち20μ×5枚の100μ迄は通常プレバランスインストール(PBSインストール)ならば半日仕事に成るがマルチレイヤシステムインストール(MLSインストール)では2時間位のインストール時間が短縮が可能です。但しPBSインストールではハーフカット時間が1時間で最終仕上げ時間が1時間の計2時間の打抜機が使えない時間が有る。PBSインストールの剥がし作業は2~3時間が掛かる事から半日位のインストール時間時間に成る。MLSインストールは作業時間中は打抜機は使えない。

2、保護板についてはPBSインストールは0.4mmガラエポ樹脂板2枚の間に完全密閉で挟む事で使っていきます。依ってメンテナンスは無理です。片やMLFインストールは既存打抜機保護板の出来るだけ新しいい保護板にマルチレイヤフイルムを直接に貼り込み上からPETフイルムを載せて養生テープで止めて使って頂きます。メンテナンス時は養生テープを剥がしメンテナンスが可能と成ります。

以上がPBSインストールとMLSインストールの違いです。最終にMLSインストールを確立出来たのは昨後半から私自身が20台位のインストールを実施させて頂き確立致しました。いろいろな打抜機でのインストールは非常に経験値を上げる事が出来たので良かったと考えています。

最終的には8枚前後の160μ以上差異のインストールはPBSインストールが良いと思います。時間を掛ければMLSインストールでも可能ですが剥がした後が複雑に成り過ぎる為にメンテナンスが出来なくなります。上から今回新たに作成した5枚貼り合わせしたフイルムを貼らなければいけなくなります。

拠ってPBSインストールでも上から5枚フイルムを貼ってMLSインストール時の様に既成保護板に成り込みメンテナンス可能な状態で使っていく事が可能です。

今回の事で既存PBSインストールはハーフカット前提の技術で特許を持っていましたからMLSインストール技術では特許を再取得しています。