保存1mmカッティングプレートからの脱却

カウンタープレート(CAD面板)の1mm保存カッティングプレートがリピート時に合わない!左右一列を新しいCAD面板に貼り換えとの事象をよく聞きます。
なぜか?と云うと抜型はベニヤなんで伸縮すると云う事!溝切テープでも短い斜め罫線用の溝切テープが罫割れを起こす経験されてるオペレーターさんはいらっしゃるかと・・・この事は1mm保存カッティングプレートが同じ位置でセット出来ない事+ベニヤ伸縮です!じゃーなぜ?長い罫線は罫割れが起きないのでしょうか?・・・・溝切テープの粘着力を確認してください!・・・・弱いんです!!なぜ?弱いのか?罫線のセンターに入るように動くのです!所が!!短い斜め罫線や真っすぐな短い罫線は取れるので瞬間接着剤流し込みますね??だから動かないから罫割れを起こしますベニヤの伸縮が加わるからなおさらです。しかし溝切テープからCAD面板の利点を理解してCAD面板に切り替えている打抜現場様も多いです。その中でも現在は保存1mmカッティングプレートから脱却される打抜現場も増えてきています。CAD面板作製機を導入して毎回新しいCAD面板で使い捨てで対応している打抜現場様が増えています。何故ならば保存カッティグプレートでの品質の劣化が多いからです。前記合わない事から溝巾が広く設定すると罫線不良に成る事と溝両肩が段々劣化していく事で毎回の品質が変わる事からです。安い素材でも良いので毎回に新しいCAD面板で打抜作業をする事で品質を一定に出来るからです。

当社では毎回に貼り換えされる打抜現場様には2点の御提案がございます。
①貼ったり剥がしたり出来る「リピターCAD面板」
リピターCAD面板は弱粘着糊で貼ったり剥がしたりが可能です。打抜ロットが千枚2千枚を10回前後のリピートには十分に貼り換え可能です。安い素材と硬い高価な素材が有ります。剥がせば付属の離型紙に戻して保管します。転写セット方法は「面ピタ君」が最適です。英語名はDr.Patchuと成っています。
下の動画はリピターCAD面板の剥がす作業です。


②転写ピンを抜かない転写治具「キングピン(英名カウンターレンジャー)」と「プロレス1
毎回の転写でピン方式やガイド方式では毎回のセットに時間が掛かり過ぎます。毎回のセット時間短借に「キングピン」はスリーブとピンが樹脂の一体式で使う時は抜型裏から専用ジグで押し出すだけで転写後は自動で低く成りますからチェスを引き出す事も不要と成ります。「プロレス1」は使う時は抜型ベニヤの裏から金属製ピンを差し込み専用ジグで押し込みます。ロックされた位置は全て同じ高さのピンに成ります。転写後はチェスを引き出しドーナッツスポンジを使う場合は取り外しピンを指で押すとベニヤ中に収納されます。ベニヤ表から出る事は有りません。抜作業が終わりチェスから抜型を取り出す時に抜型裏からチェスにピンが落ちますから回収をします。
どちらも転写後のピンの抜き出す手間から解放されます。
関連URL・・・https://dieranger.com/jp/counterranger.php