印刷紙器の罫割れ種類(底打ちの場合) 2021.10.04 印刷紙器の罫線の原因は一種類では無い。罫線が低い、高い、に依る場合・・・高いと底打ちという現象に成る。低いと溝切りテープやカウンタープレート(CAD面板)との罫線形成が弱く割れてしまう。今回は底打ちに依る場合の説明をさせて頂く。底打ちとは刃の高さ23.6mm対して0.45mmの紙厚の洋紙を抜く場合、溝切テープやカウンタープレート(CAD面板)底部分を考えると罫線高さ23.0mmに成るので23.1だと底打ちの危険が有る。 底打ちすると溝からブランクが抜けると少し両側に広がろうとする時に底打ち部分が内側に持ち上がり曲げる時に上に張り出そうと力を与え表層を両側に広げようとする事で罫割れが起きてしまいます。 ダイレンジャー 浅井和明「抜き型の問題解決」をテーマに長年研究してきています。 浅井和明 ダイレンジャー セミナーTOP ブログ