来月に米国製段ボール打抜機ベイシック視察に渡米します。

国内の打抜機とは全く違うカストリ機構

6月20日前後で米国BAYSEK社へ段ボール打抜機「ベイシック」のオペレター教育プログラム開催が有り視察が決まった。

昨年から(株)日本製図器工業様から日本国内代理店に成られると聞いて興味深々で動画等を見せてもらってました。本当に国内の打抜機とは全く違うカストリ機構が付いていて革新的な打抜機と考えている。

私は40年前位に段ボール打抜オペレターを5年位経験している。当時の打抜機は段ボール印刷機を改良した打抜機で下側抜型が前後に移動してシリンダーで抜く機械で現在のクドー社の「カンタン」の様な打抜機で有った。スピードが1時間で千枚?位の打抜機で有った記憶が・・・・修理も全て私がして稼働させていた。大型フライホィールもばらして2日掛かりの修理とかもしてたんで地場の同機種のメンテナンスを保守会社から頼まれて行ってもいた!

構造的には多分「ベイシック」も同じで有ろうがシリンダーは私はステンレスシリンダーだったがベイシックはソフトタイプの様だ。最大打抜サイズが1900タイプだと1900mm×1400mmというサイズで国内だとロータリーやクドー社カンタンしか無い!

又、ロータリーでも問題はシリンダーに平行な刃罫と垂直の刃罫で刃の消耗やシリンダーの消耗、又罫線折曲精度なのだ有るがベイシックは斜めに抜型固定してシリンダーで打抜きされるので考慮した打抜機で有ると思う。

又カスを上部に吸い上げると云う構造は面白いと思う!

オスメス落丁型を使わない段ボール打抜機は上田紙工機の「ユニプラテン」と三川鉄工の「アバンス」が日本には有るのだが一長一短であるが此の吸い込み方式には全く敵わないと思う!

切れてさえいれば全て上部に吸い取るので小さい穴や細い溝なども簡単なのでオスメス落丁型でも敵わないのでは?

米国BAYSEK社 段ボール打抜機「ベイシック」

ベイシックホームページは・・・
https://www.baysek.com/

BAYSEK社のホームページ