KINGPINの開発秘話

KINGPINは面ピタ君の海外売込み時に「転写後にカッティングプレートを引き出し作業しないといけない」と全く売れなかった!ピン方式はピンを抜かなければならないのは面ピタ君も治具取り外しは一緒だがピンを抜く手間を考えると簡単で時短に繋がる筈なのだが・・・・とにかくカッティングプレート上での作業を嫌がりました。
なら!「抜かなくても良いピンを開発する!」が開発の経緯です。と考えれば簡単でベニヤの厚みに収まれば良いだけでした。・・・・ではどうやって?は当時の弁理士を目指していた社員と共に開発したのが「プロレス1」でした!構造は決まってたのでベニヤに入れ込む樹脂製スリーブを先ず金型製作するので有ったが絶対的に販売に自信が有ったのと他社に外注していた「面ピタ君」樹脂製メスの数量も読めたので射出成型を社内製造する事としました。それで当社の空きスペースの問題も有り世界で一番小さい射出成型機が日本で開発販売している事を知り「面ピタ君メス」「プロレス1スリーブ」の金型を発注して出来上がった「プロレス1スリーブ」からピンの製造に掛かりました。出来上がった時点で米国抜型工業会展示会「IADDオデッセ」に出品した所へ英国「チャンネルマトリックス社」から占有実施権のオファーをもらった事から担当者が金沢の当社と当社顧客にての「プロレス1」技術試験視察!で契約時に「KINGPIN」案をお話した所で契約書サイン貰えずに3か月後に「KINGPIN」の試作が送られてきて共同出願と成った!しかし2年後に先方が設変だらけに嫌気が差し共同出願から脱却して当社だけが社内製造に切替て現在に至っている。