先日に開発しているレベルリテンションシステム(LRS)の欧米向け動画撮影を終えた。打抜機は三和製作所製打抜機で昨年6月に新台で入った打抜機で有る。勿論新台で有ればクワエ側の抜圧レベルの高低を調整できるタイプの打抜機で有る。LRSの導入きっかけは入替前の飯島製打抜機をプレバランスシステム(PBS)で良いバランス補正を施工させて頂き効果を実感して頂いてた事で有る。オペレーターさんから約8カ月で操作盤反対側のムラ取りテープが増えてきているとの思いからLRSの導入を決めて頂いた。
オペレーターさんのインタビュー先行公開致します。
https://www.youtube.com/watch?v=j58IOGUPhyU
(三和打抜機の場合新しく作った3mm面盤の上に1mm分PETフイルム付き面盤とPBSフイルム付き面盤を重ね5mmとしてPBSフイルムハーフカットをします。剥がし仕上げたPBSフイルム面盤は3mm面盤下にセットしてもらいます。PETフイルム面盤はテストカット用面盤として使い通常打抜作業時は外して次回メンテナンス迄保管して頂きます。後は半年ごとの繰り返しのメンテナンスに成ります。)
PBSの実績から3年もするとどんな打抜機でも120μ~180μ位は高低差が出る事は私は知っている。しかし3年目で急に120μ~180μの差異が出る訳では無く1年で40μ~60μの差異の積み重ねからの発生である。半年では20μ~30μ差異で有る。PBSの100μ以上は専門の技術者で無ければフイルム剥がすのは無理だと思われるが20μ~30μで有ればオペレーターさんでもフイルム剥き作業は可能と考えている。初回LRSの導入と半年後の2回目にオペレーターさんにメンテナンス方法をお教えすれば3回目からはオペレーターさんは自身で可能と考えている。この半年ごとの繰り返しで永久的に良いバランスレベルで使い続ける事が可能と成る。現在に「打抜機のムラ取り時間ゼロを目指して・・・」と云う論文を制作している。業界誌か学会誌に寄稿をお願いする予定で有る。
打抜機のバランスが正しければ抜型と抜型レイアウトとメイキング(コルク&硬質ゴム)を考慮して30μ×30mm巾ムラ取りテープで大ムラ取りの感覚でムラ取りシートに予め貼り込み、更に切れない箇所は通常ムラ取りをして頂く事での対処を考えています。
その為の代理店LRS販売会議でLRS販売価格は面盤再製作費込みで50万円と成った訳だが経験を積み重ねる目的でモニター価格20万円を10台募集したいと考えています。新台から半年前後の菊全打抜機です。メーカーは問いません。
5月23日(月)にLRSのWEB説明会を開催致します。ご興味の有る方はメール下さい。ZOOMアドレスをお送りします。asaik@dieranger.com
段ボールの段目に沿った額縁形成問題