貼箱の変遷・・・

現在貼箱は中国の10年遅れていると云われている。

iphonの箱もどんどん進化している。詳細は知らないがアップル創業者スティーブジョブスの考えを元に伊エメッチが貼箱を請け負い製造を台湾からスタートさせてと聞くが・・・

iphon14の箱を分解すると今でもコマ付けと云う手法を取っていた。普通の生地にすると4隅の四角い端材がもったいないと云う事の様だ。

 

右側高さ部分は長手方向で有る。左手はコマ部分で有る。長手方向の底との繋がっている部分はVカットを施してある。コの字に長手方向と底を曲げた上にコマ部分が乗っている構造で有る。

この箱の曲げ部分は昔のiphoneの箱と比べると角が立っていないと思う。生地Vだけだと角は立たない。昔のiphoneは貼紙にもVカットが施されていたから角が立っていたのだが・・・

 

上が今のiphoneの箱で下の黒が貼紙Vカットの箱で有る。昔のiphoneの箱は黒い箱迄は行かないが角は現在とは明らかに違う。
実は貼紙のVカットは非常に加工が難しいのである。下の貼箱は「ライアンBOX」となずけられて地元紙器メーカーさんの商品で有る。
現在のiphoneの箱も生地Vだけだったか?と云うとそうでは無いと思う。現在に貼箱メーカーさんが目指しているのは普通の生地Vカットの箱なのでiphoneの箱より更に角が出ないと思う。
NSKさんでは中国製の生地Vカット機も販売していますが縦横を一回の通紙で行えます。

動画も有ります。

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